URの退去費用の相場と口コミ|高額請求された場合の対処法
この記事の目次
URの退去費用の相場
URの退去費用の平均は約4.1〜4.6万円です。民間賃貸の平均(5〜9万円)と比べて安い傾向があります。
| 間取り | URの退去費用目安 | 民間賃貸の相場 |
|---|---|---|
| 1DK・1LDK | 2〜5万円 | 3〜7万円 |
| 2DK・2LDK | 3〜6万円 | 5〜8万円 |
| 3DK・3LDK | 4〜8万円 | 7〜12万円 |
URが安い最大の理由は、ハウスクリーニング特約がないことです。民間賃貸ではクリーニング代(2〜8万円)が借主負担の特約になっていることが多いですが、URではこの負担がありません。
URの退去費用が民間より安い3つの理由
①ハウスクリーニング特約がない:URではハウスクリーニングの特約がないため、借主自身が退去前に清掃すれば済みます。民間賃貸では3〜8万円のクリーニング代が特約で発生するのが一般的です。
②ガイドラインに厳密に準拠:URは国土交通省のガイドラインに則って退去費用を算出しており、不当な請求が極めて少ないです。経年劣化・通常損耗は確実に貸主負担として処理されます。
③公的機関の運営で透明性が高い:URはUR都市機構(独立行政法人)が運営しており、民間管理会社のような利益追求型の精算は行われません。退去立会いの査定も公正な傾向があります。
URで借主負担になる項目・ならない項目
| 項目 | 負担 | 備考 |
|---|---|---|
| 畳の表替え | ✅ 借主負担 | URの契約条件。民間では貸主負担が多い |
| ふすまの張替え | ✅ 借主負担 | URの契約条件 |
| 障子の張替え | ✅ 借主負担 | URの契約条件 |
| パッキン類の交換 | ✅ 借主負担 | 消耗品扱い |
| ハウスクリーニング | ❌ URでは不要 | 借主が退去前に清掃。特約なし |
| 壁紙(クロス)の通常損耗 | ❌ 貸主負担 | 日焼け・家具跡は貸主負担 |
| 壁紙(借主の過失) | ⚠ 残存価値分 | 6年以上で1円 |
| フローリングの傷(借主の過失) | ⚠ 部分補修 | 全面張替えではなく部分補修 |
| 鍵交換 | ❌ 貸主負担 | セキュリティ維持 |
URの特徴は、畳・ふすま・障子が借主負担であること。ただし、ハウスクリーニングが不要なため、トータルでは民間より安くなります。
URの退去手続きの流れ
- 退去届の提出:退去の14日前までにURに届出
- 退去日の調整:退去立会いの日時を調整
- 退去前の清掃:URではハウスクリーニング特約がないため、自分で清掃。きれいに掃除すれば退去費用を抑えられる
- 退去立会い(査定):UR担当者と部屋の状態を確認。損傷箇所を1つずつチェック
- 精算書が届く:退去後2週間〜1ヶ月で届く
- 敷金精算:敷金(家賃2ヶ月分)から退去費用を差し引き、残額が返金される
URの退去費用の口コミ・評判
安かった報告:
- 「URは退去費用が安い。畳とふすまの実費だけで3万円程度だった」
- 「築年数が古い物件で10年住んで退去費用がほぼ0だった」
- 「退去立会いは公正で安心感がある。クリーニング代の請求がないのが大きい」
高額だった報告:
- 「フローリングが傷だらけで予想以上の費用がかかった」
- 「結露を放置してカビが生え、壁紙張替えを請求された」
URは公的機関の運営のため、民間と比べて不当な請求は少ないですが、借主の過失による損傷は当然借主負担です。
URの退去費用が高い場合の対処法
URは適正な精算が期待できますが、金額に疑問がある場合は交渉可能です。
①見積書の内訳を確認する。畳・ふすま・障子以外の項目がガイドラインに沿っているか確認。
②減価償却が反映されているか確認する。壁紙は6年で残存価値1円。URでも同じルールです。
③UR都市機構のお客様センターに相談する。URはお客様センターでの相談体制が整っており、疑問点を丁寧に説明してもらえます。
④それでも解決しなければ消費者センター(188)に相談する。
筆者の実例
筆者の物件はURではありませんでしたが、URのガイドライン準拠の姿勢は退去費用のあるべき形です。民間管理会社でも、ガイドラインに基づいて交渉すればURと同等の適正な精算が可能です。筆者は71万→14万に減額しました。
よくある質問
Q. URの退去費用は民間より安い?
はい。平均約4.1〜4.6万円で、民間(5〜9万円)より安い傾向があります。ハウスクリーニング特約がないこと、ガイドラインに厳密に準拠していることが理由です。
Q. URの退去費用で敷金は返ってくる?
URの敷金は家賃の2ヶ月分です。退去費用が敷金の範囲内であれば差額が返金されます。URは不当な請求が少ないため、敷金が返ってくるケースが多いです。
Q. URで退去前の掃除はどこまでやるべき?
URはハウスクリーニング特約がないため、退去前の清掃が退去費用に直結します。キッチン・浴室・トイレ・窓を重点的に掃除してください。きれいに掃除すれば追加費用を大幅に抑えられます。
Q. URの退去届は何日前まで?
退去日の14日前までに届出が必要です。民間賃貸の1ヶ月前より短い期間で済むのもURのメリットです。
まとめ
URの退去費用の平均は約4.1〜4.6万円で、民間より安い傾向があります。ハウスクリーニング特約がなく、ガイドラインに厳密に準拠した精算が行われます。畳・ふすま・障子は借主負担ですが、トータルでは民間より有利です。退去前の清掃をしっかり行えば、敷金の大部分が返金されます。
💰 退去費用シミュレーター
筆者の実例
消費者センターに電話。担当者名を控えてメールに書いたら、管理会社の態度が変わった。
実際の相談事例
「壁紙100%請求→ガイドライン説明→35%に」。知らない前提で100%請求する業界構造。
✅ 見積書チェッカー
あなたの見積書に含まれている項目をチェックしてください:
💡 火災保険(借家人賠償)で退去費用の一部が戻るケースがあります。詳しくはこちら

クロス289,300円→0円にしたメール、全文見せます
筆者が実際に管理会社に送ったメール全文。あなたの見積書の金額に変えてコピペするだけ。10パターンのテンプレート付き。71万→14万、79%減額の全記録。
→ メール全文をコピペする
📊 よく読まれている記事
※国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」および改正民法621条に基づく情報です。個別のケースは弁護士等にご相談ください。
参考:国土交通省ガイドライン|無料相談:消費者ホットライン 188|不動産適正取引推進機構