退去費用で巾木の交換は借主負担?経年劣化の判断基準
巾木の負担区分
| 状態 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 経年劣化による変色・剥がれ・反り | ❌ 貸主負担 | 経年変化(建物の老朽化) |
| 掃除機がぶつかった跡 | ❌ 貸主負担 | 通常の使用の範囲内 |
| 日焼けによる変色 | ❌ 貸主負担 | 経年変化 |
| 故意による破損・大きな傷 | ✅ 借主負担 | 過失。損傷部分のみの補修 |
巾木の交換費用の相場
| 巾木の種類 | 交換費用 | 減価償却 |
|---|---|---|
| ソフト巾木(ビニール製) | 370〜800円/m | 6年で残存価値1円 |
| 木製巾木 | 500〜1,500円/m | 建物の耐用年数に準拠 |
6畳間の巾木全交換でも数千円〜1万円程度。金額は小さいですが、見積書に含まれていれば「経年劣化は貸主負担です」と指摘する価値があります。小さな項目の指摘の積み重ねが管理会社に「この人は全項目を精査している」と認識させ、大きな項目の交渉にもつながります。
巾木が交換される2つのパターン
パターン①:巾木自体に傷がある場合
借主の過失で巾木に大きな傷をつけた場合は借主負担。ただし損傷箇所のみの部分補修が原則。6年以上住んでソフト巾木なら残存価値1円。
パターン②:床の張替えに伴う巾木交換
クッションフロアやフローリングを張り替える際、巾木を外す必要があるため巾木も一緒に交換されるケースがあります。この場合、巾木自体に傷がなければ巾木の交換費用は貸主負担(床の張替えに付随する作業のため)。見積書に「巾木交換」が含まれていたら、巾木自体の損傷の有無を確認してください。
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よくある質問
Q. 巾木の交換費用が見積書に含まれている
巾木自体に借主の過失による傷がなければ貸主負担です。「巾木の経年劣化は建物の付帯設備として貸主負担と認識しております」と伝えてください。
Q. クロスの張替えで巾木も交換する必要がある?
クロスの張替えでは巾木の交換は不要です。床材の張替え時のみ巾木の取り外しが必要になります。
まとめ
巾木の経年劣化は貸主負担。掃除機の傷も通常使用。交換費用は1m370〜800円と安価ですが、見積書で指摘する価値あり。ソフト巾木は6年で残存価値1円です。
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