退去費用で猫の傷・臭いはいくら?猫飼い退去の実例と相場
猫の退去費用の相場
| 間取り | 猫の退去費用目安 | 内訳 |
|---|---|---|
| 1R・1K | 50,000〜150,000円 | 爪傷補修+消臭+クリーニング |
| 1LDK | 100,000〜200,000円 | 同上+柱の補修 |
| 2LDK以上 | 150,000〜350,000円 | 範囲が広い場合 |
上記は減価償却を考慮しない金額です。6年以上住んでいればクロス部分は1円。実質負担は消臭工事+柱の補修のみになります。
猫特有の損傷と修繕費
| 損傷 | 部分補修の費用 | 全面張替え(不当) |
|---|---|---|
| 壁の爪傷(1面) | 5,000〜15,000円×残存価値 | vs 全室10〜30万円 |
| 柱の爪傷 | 10,000〜60,000円/本 | — |
| フローリングの傷 | 10,000〜30,000円 | vs 全面20〜50万円 |
| 消臭・脱臭工事 | 30,000〜80,000円 | マーキング臭が強い場合 |
| ハウスクリーニング(ペット対応) | 通常の1.5〜2倍 | — |
「部分補修×減価償却」の計算例
猫が壁1面を引っ掻いた場合(6年以上居住):
- 壁1面のクロス補修:約2㎡×1,100円=2,200円
- 残存価値(6年以上):1円
- 借主負担:1円
管理会社は「全室クロス張替え15万円」を請求してきますが、適正額は1円。この差が14万9,999円。部分補修×減価償却の計算を必ず行ってください。
※消臭工事が必要な場合は実費(3〜8万円)が別途借主負担。柱の補修(1〜6万円/本)も減価償却の対象外で借主負担の可能性あり。
猫の退去費用を抑える方法
- 「部分補修×残存価値」を主張:全室張替えではなく損傷箇所のみ。6年以上ならクロス1円
- 入居中の対策:壁に保護シート、柱に爪とぎ防止カバー、定期的なグルーミング
- 退去前に消臭:市販の消臭剤で臭いを軽減しておけば消臭工事費が下がる可能性
- 火災保険を確認:借家人賠償責任特約で修繕費の一部が戻る可能性。火災保険の使い方参照
筆者の実例
筆者はペット飼育ではありませんが、「全面張替え→部分補修」の交渉で床368,500円→77,000円に。猫の爪傷でも同じ方法が使えます。71万→14万に減額。
よくある質問
Q. 猫を飼っていて退去費用30万円。適正?
6年以上住んでいればクロスは1円。30万円は高すぎる可能性大。見積書の内訳を確認し、部分補修×減価償却で再計算してください。
Q. ペット不可物件で猫を飼っていた場合は?
契約違反のため違約金が発生する可能性があります。ただし原状回復費用自体はガイドラインの基準(部分補修・減価償却)が適用されます。違約金と原状回復費用は別の問題です。
Q. 猫のマーキング臭が取れない
消臭工事(オゾン脱臭等)の費用は30,000〜80,000円が相場。これは借主負担になる可能性が高いですが、相場を超える金額を請求されたら交渉してください。
まとめ
猫の爪傷は借主負担ですが、部分補修×減価償却で実質負担は最小限。6年以上ならクロス1円。「猫だから全額」は不当。見積書を精査して交渉してください。
💰 退去費用シミュレーター
筆者の実例
交渉終盤に「ドアの修繕費を追加請求したい」→5つの根拠を並べた1通で撤回。
実際の相談事例
「退去費用50万が払えない」という相談多数。「6年なら借主負担ほぼ0。50万は高すぎる」と回答。
✅ 見積書チェッカー
あなたの見積書に含まれている項目をチェックしてください:
💡 火災保険(借家人賠償)で退去費用の一部が戻るケースがあります。詳しくはこちら

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参考:国土交通省ガイドライン|無料相談:消費者ホットライン 188|不動産適正取引推進機構