同棲解消時の退去費用|どちらが払う?負担割合の決め方
退去費用の支払い義務は誰にあるか
- 契約者が1人:その人が管理会社に全額を支払う義務がある。管理会社は契約者以外に直接請求できない
- 共同名義(連名契約):2人とも連帯して支払い義務を負う
- どちらか一方が残る場合:契約者が退去する側なら名義変更が必要。退去費用の精算が複雑になるため注意
カップル間の負担割合の決め方
法的な決まりはありません。以下の方法が一般的です。
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 折半 | 最もシンプル。同棲期間が同程度の場合に適する |
| 過失に応じた割合 | 喫煙者がヤニの費用を負担、傷をつけた側が修繕費を多く負担 |
| 家賃負担比率に合わせる | 家賃を7:3で払っていたなら退去費用も7:3 |
| 居住期間に応じる | 先に住んでいた側が多めに負担 |
| 別れを切り出した側が負担 | 慣例的だが法的根拠はない |
退去の立会いは2人で一緒に参加するのがベスト。管理会社の指摘箇所をその場で確認し、どちらの過失かを明確にできます。
同棲解消時にかかる費用の全体像
| 費目 | 費用目安(1人あたり) |
|---|---|
| 退去費用(原状回復+クリーニング) | 25,000〜50,000円(1LDKで折半の場合) |
| 引越し費用 | 20,000〜60,000円(単身パック) |
| 新居の初期費用 | 家賃の4〜5ヶ月分 |
| 家具・家電の購入 | 70,000〜100,000円 |
退去費用を抑える方法
同棲でも一人暮らしでも退去費用の基準は同じです。
- 見積書をガイドラインと照合:払わなくていいもの一覧でチェック
- 減価償却を適用:6年以上でクロス1円
- 部分補修を主張:全面張替えではなく損傷箇所のみ
- 敷金の返還を確認:退去費用を差し引いた残額が返金される。返還分の分配方法も話し合っておく
トラブルを防ぐ精算書の作り方
退去費用の他にも光熱費の精算、家具・家電の分配など揉める要素が多い場面。全てをメールやLINEで書面に残してください。
記載すべき内容:
- 退去費用○円は○○が○割、○○が○割負担
- 敷金返還○円は○○が○円、○○が○円
- 家具・家電の帰属(購入者が持っていく/譲渡する)
- 支払い期日
口頭での合意は後日「そんな話はしていない」と言われるリスクがあります。
筆者の実例
筆者は同棲ではありませんが、退去費用の交渉方法は同じです。71万→14万に減額。まず退去費用自体を適正額に下げることが最優先。カップル間の負担割合の話し合いも楽になります。
よくある質問
Q. 別れた相手が退去費用を払ってくれない
管理会社への支払い義務は契約者にあります。相手が払わない場合、まずは書面(メール)で請求し、応じなければ法テラス(0570-078374)に相談してください。
Q. 相手が勝手に家具を持ち出した
自分が購入した物を無断で持ち出された場合、窃盗に該当する可能性があります。購入時のレシートやクレジットカード明細が証拠になります。
Q. 同棲前にお金のルールを決めていなかった
今からでも話し合ってメールで記録を残してください。第三者(共通の友人や法テラス)を交えると冷静に話し合えます。
まとめ
同棲解消時の退去費用は契約者が管理会社に支払い、カップル間の負担割合は話し合いで決めます。まず退去費用自体をガイドラインで適正額に下げること。精算内容はメールで書面に残してください。
💰 退去費用シミュレーター
筆者の実例
送信ボタンを押す指が震えた。でも送ったら289,300円が消えた。メール1通で29万円。
実際の相談事例
「ペットで100万近い請求」。ペットでも減価償却は適用される。
✅ 見積書チェッカー
あなたの見積書に含まれている項目をチェックしてください:
💡 火災保険(借家人賠償)で退去費用の一部が戻るケースがあります。詳しくはこちら

クロス289,300円→0円にしたメール、全文見せます
筆者が実際に管理会社に送ったメール全文。あなたの見積書の金額に変えてコピペするだけ。10パターンのテンプレート付き。71万→14万、79%減額の全記録。
→ メール全文をコピペする
📊 よく読まれている記事
※国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」および改正民法621条に基づく情報です。個別のケースは弁護士等にご相談ください。
参考:国土交通省ガイドライン|無料相談:消費者ホットライン 188|不動産適正取引推進機構